『基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 Kotlin対応 なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン』の感想
基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 Kotlin対応 なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン (CodeZine BOOKS)
- 作者: 齊藤新三,山田祥寛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2019/07/10
- メディア: 単行本
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初めに
Java プログラマがAndroidアプリの開発がしたくなり、タイトルの本で勉強してみた感想をまとめてみました。 Javaでの開発経験は7年ほどでAndroidアプリの開発は未経験でした。 Kotlinは基本の仕様を本で勉強したくらいでこの本で勉強を開始しました。
対象読者
Kotlin対応の本ではあるが、Kotlinの基礎的な知識があることを前提として進んでいく。 Kotlinの解説本ではないため基礎知識がない場合は、以下の本を読んでから進めることをお勧めします。 ある程度Javaが分かっていれば、問題ないと思います。
Kotlinスタートブック -新しいAndroidプログラミング
- 作者: 長澤太郎
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2016/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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速習 Kotlin: Javaより簡単!新Android開発言語を今すぐマスター 速習シリーズ
- 作者: 山田祥寛
- 出版社/メーカー: WINGSプロジェクト
- 発売日: 2018/09/26
- メディア: Kindle版
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この本で学べる事
SDKのバージョンに左右されにくい基礎力・応用力
良かった点
この本の流れとしては1章から順番に進めていくことで、Android開発の基礎が身につくようになっています。
最初のインストール部分でも画像と文章で詳しく説明されていて、本の記述通りに進めることができ、 ストレスなくスタートすることが出来ました。
自分でコードを入力したくない場合は、サンプルコードが翔泳社のサイトからダウンロードできるので、 時間を短縮して学ぶこともできると思います。
コーディング→説明の順で進んでいきます。 1行ずつこのコードではこういうことをしている詳しく説明している 箇所もあるので、丁寧でわかりやすかったです。 入門者が技術本で勉強する時によくある途中で挫折することが少ないと思いました。
気になるところ
この本を執筆している時点ではAndroid Studioのバージョンが3.4.1だったようだが、現在は3.4.2が最新です。 ただ特に問題はなく進めることが出来ました。
9章あたりから内容が難しくなってくるので、本の説明でわからない部分は自分で調べる必要が出てきます。 例えば10章のDBアクセスの部分はRDB、SQLがわかるという前提で話が進んでいきます。
最後に
この本だけで、Android開発の事が幅広く網羅されているので入門書として良書だと思いました。 2018年にJava版を出版されているので、JavaとKotlinの比較もできると思います。 この本でAndroid開発の楽しさに気づくことが出来たので、自分でもアプリを作成してみようと思います。