monga3日記

Java+SpringでWebシステムの構築をやっていきます。

『Spring解体新書』の感想

この本で学べる事

 動くWebシステムを作りながらSpringフレームワークの事を理解できる。
 具体的には以下の事がサンプルを作りながら学べる。
 Springの概要、ログイン、一覧表示、データ登録・更新、セキュリティ、例外ハンドリング等

良いところ

  • DIとAOPの説明が分かりやすい
     他の書籍に比べ、図解もついて詳しく説明されていて、わかりやすい。

  • サンプルソースがダウンロードできるので、動くものが作られる
     サンプルソースも各章ごとに分かれていて、準備完了時点と完了時点の2つある。
     準備完了時点は本を読みながら必要な部分をコーディングしながら進められる。
     完了時点は各章で追加した機能が実装されている状態なので、自分でコーディングする必要がなく、  時間がない場合は本の説明を読むだけで良いので時間を短縮して進めることが出来る。

  • 安価でSpringのコアな部分の説明がちゃんとされているので、最初の1冊には適している
     図解の説明やコードでの説明が詳しくされているので、理解しやすかった。

気になるところ

 SpringBootのバージョンが新しくなっているため、最新版で動かそうとすると、
 本の説明通りにならない部分があるので、その際は自分で調べる必要がある。

対象読者

  • Javaはわかるが、Springフレームワークを使用したことがない人。
  • 他の参考書を読んでみたが、挫折した、理解できなかった。
  • Springを使い一通りのwebシステムを作ってみたい。

最後に

 サンプルコードのリンクが最後の方にあるため、最初の方はソースをダウンロードできることがわからなかった。
 これから勉強する方がいれば気を付けてください。